∞山行記録∞

2018年12月から2024年3月までの記録


2024.3.31 青梅の赤ぼっこ(409m)・天狗岩・要害山(412m)

 

最寄駅:(往) 青梅駅⇒明治橋バス停 (復) 宮の平駅 

コース: 明治橋バス停 ⇒ 馬引沢峠 ⇒ 赤ぼっこ ⇒天狗岩分岐 ⇒天狗岩 ⇒ 天狗岩分岐⇒要害山⇒愛せき山分岐⇒ハイキングコース入口⇒宮の平駅

 

当初3月23日の予定であったが雨天延期で本日に実施。天候は快晴、気温も上がり絶好のハイキングとなった。

コースは青梅駅から路線バス利用で明治橋バス停からの入山でコース短縮をしたので、初心者でも無理なく歩くことができるコースとなった。

行程は木段が何か所かあり、上り下りがそれなりにあったが、意外となだらかな勾配であり、参加者も楽に歩けたようであった。

赤ぼっこは周囲の木が伐採されており、三方の視界は良好であったが、遠くの男体山・筑波山・東京スカイツリー・大宮方面等は春特有の霞か黄砂の影響か望むことはできなかった。

天狗岩からは大岳山・日の出山・御岳山奥の院等が眺望できた。

下山口からは車道を歩き宮ノ平駅に無事到着し本日の山歩きは終了。     (O記)

動画はスタートまで少し時間がかかります。

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2024.2.24 越生大高取山・越生梅林・ひもかわうどん

 

最寄駅:(往) 東武越生線越生駅 (復) 同左

 (コース) 越生駅 ⇒ 世界無名戦士の墓 ⇒ 西山高取 ⇒幕岩展望台 ⇒大高取山 ⇒ うめその梅の駅⇒ 越生梅林⇒

こだわり豆腐「藤家」⇒ 越生駅

 

大高取山は駅から歩いて登り始められる身体に優しい山。今回は梅の適期ということもあり、

越生梅林、下山後のお楽しみ-ひもかわうどん、こだわり豆腐にも舌鼓を打つという贅沢なコース設定である。

総勢17名ーこのプランの人気の高さがわかる。天気は晴。今朝まで降っていた冷たい雨が嘘のように晴れ渡り、駅の改札口からは富士山が遠望できる程。

JR新白岡駅から大宮駅で川越線に乗り換え川越より越生駅まで東武東上線を利用。

越生駅近くの道灌パークで準備体操を済ませ、世界無名戦士之墓へ向かう。

 この無名戦士の墓は越生町大観山の山頂にある慰霊碑で第二次世界大戦で戦死した

無名戦士の墓も兼ねる兵士の供養塔、、、、

(今なお続く悲惨なロシアーウクライナ戦争、イスラエルーパレスチナ戦争、、

1日も早く戦争のない平和な世界が来ることを祈るばかり)

展望所からは東京スカイツリー、筑波山などが遠望できた。

この場所から先がいわゆる登山道である。西山高取で休憩した後は一気に大高取山山頂へ。

この山の登山道はよく整備され、フラットで歩きやすいのが特徴。

腹も減り、あと、目指すはランチ。企画した人が予約してくれた、

名物ひもかわうどんを準備してくれている道の駅へまっしぐら。

ひもかわーなるほど、ひものような名古屋きしめんのおばけという感じ。旨かった!

食事後、アスファルトの道を越生梅林に向かって歩く。

焼き鳥の匂いがして、梅林も近いな、と実感。暫しの探索。連休中の梅まつりとあって、園内は大混雑。

梅を満喫して、次はこだわり豆腐と、な、なんと、ハードスケジュール!

このお店は「藤家」というお店だが、工夫に工夫を凝らしての豆腐三昧。味は勿論、

種類も豊富で、、知らない方は一見の価値あり、といったところ。

今回も皆さんの努力とご協力のお陰で予定より1時間近く早く帰宅できました。

企画してくださった方、企画に協力された方、参加された方、お疲れさまでした。

そして、ありがとうございました。

                                 ( I 記)

動画はスタートまで少し時間がかかります。

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2024.1.27 秩父美の山(蓑山)・和銅遺跡・聖神社

 

最寄駅:(往) 秩父鉄道 親鼻駅  (復) 〃 和銅黒谷駅

 (コース) 親鼻駅 ⇒ 関東ふれあいコース登山口 ⇒ パノラマデッキ ⇒ 美の山 ⇒ 和銅遺跡 ⇒ 聖神社⇒ 和銅黒谷駅

 

今年の新年山行は「関東の吉野山」といわれるほどの桜の名所と「雲海」で有名な

秩父郡皆野町-美の山である。

参加者10名。新白岡駅7時34分の電車に乗る。土曜日とあって、電車の空席は

殆ど見当たらない。大宮駅で高崎線に乗り換え、熊谷駅で秩父鉄道に乗り換える。

車窓からは雪を被った富士山の雄大な姿が見られた。

車窓を眺めながら、話に夢中になるもの、ウトウトするもの、様々である。

やがて電車は小一時間ほどして親鼻駅に到着。ここは無人駅だがSUICAを翳さないと

厄介なことになる。

天気はとてもよく、この上ない登山日和である。

流石に寒い秩父、登山道には数日前の雪が僅かに残っていた。

冬の山は緑が少なく、樹々は裸同然。殺風景ではあるが、樹々の間から

遠くの山が見渡せるのは、この季節の恩恵ともいえる。

やがて山頂へ。土曜日だというのに、登山客が異常に少ない。桜の頃はどんなだろうか

と、思いを馳せる。

ノンビリと昼食を済ませ、展望デッキから、秩父の山々を見渡し、山座同定を試みて

山頂を後にする。

和銅黒谷駅へ下る下山道は何の変哲もない単調な一本道だ。黙々と下る。だが、圧巻は

和同開珎の発祥遺跡だった。何げなく立ち寄ったこの遺跡は当時の繁栄を彷彿とさせる。

ここにある和同開珎のモニュメントにも圧倒された。何しろ高さは5mもある。

このモニュメントの周りの円は「天」を、真ん中の四角は「地」を表している

らしいが、筆者には意味不明・・

帰りの乗車駅、和銅黒谷駅に程近い場所に聖神社というのがある。ここは「和同開珎」

ゆかりの神社でこの日は多くの参拝者で賑わっていた。聞く所によると、この神社に

お参りした者が宝くじ、ウン億円を当てたというから信者 (亡者?) が後を絶たない

らしい。ご利益に与かろうと本神社周辺のコンビニで宝くじを買い求めた会員もいた。

幸あれと祈りたい。

計画より約1時間ほど早く帰宅できたのは皆さんの努力とご協力の賜物、お疲れ様でした。

                                     (I記)


2023.12.16 大小山(妙義山)(313m)・大坊山(285m)

 

最寄駅:(往)下車駅→富田駅  (復)乗車駅→大沼田集会所バス停→東武足利市駅

 コース:富田駅→養老の碑→阿夫利神社→大小山(妙義山)→越床峠→ツツジ山→大坊山大山祇神社→分岐→大沼田集会所バス停→東武足利市駅

 

 今回の山行は13名が参加。集合時は雨が降っていたが、

富田駅に着くころには天気は回復して気温も上昇し、夏のような暑さ。

風もなく、360度のパノラマも素晴らしく、満足できる山行であった。

 大小山、大坊山のコースは低山ながら起伏の多い、歩きごたえのあるコースである。

富田駅から20~30分かけて阿夫利神社まで車道を歩く。

途中、元教師で大小山の案内をしているという高年齢の男性に会った。

お話をうかがうと、ほぼ毎日、山道の落ち葉掃除等もされているらしい。山歩きには有難い。

阿夫利神社に着くと道は二手に分かれており、右はダイレクトに妙義山に行くコース。

我々は、展望台→大小山→妙義山の、左のコースを行く。

大小山の展望台までの途中に男坂・女坂の分岐があり我々は女坂を選んだが、

途中に何か所か急登があり、息が切れる。

大小山コースは途中で『大小』の文字を見ることができる。

大小山手前の展望台を出てすぐの所に、かなり急な20m前後の鉄の梯子がある。

手すりをつかみ、慎重にのぼる。そして大小山山頂で記念撮影。

大小山、大坊山は低山であるが、周辺に高い山がないことに加え、山頂は開けているので

展望が素晴らしい。足利市内や、遠くの山などを見ることができた。

妙義山からも素晴らしい展望を眺めながら大坊山へ向かうと、5m程の垂直に近い岩を降りる箇所があがあった。

一人ずつロープをつかみ、後ろ向きで慎重に降りる必要があるため、全員が降りるまで20~30分を要した。

その為コースタイムに遅れが生じたが、途中でリカバリーし予定通りに。

この後、ガマ岩が登山道にどすんと居座っており、このガマ岩の歩き方はSNS等を見ても

よく分からなかったため、気がかりであったが、岩に赤ペンキで乗り越えルートが記されており、

安全に通過することができた。この先の越床峠にて楽しいランチタイムを20分。

ベンチはないので落ち葉の上にレジャーシートを敷いた。

近くに山頂番屋があるが、現在トイレは立ち入り禁止となっている。

大坊山山頂に到着し記念撮影。ここから20分くらい歩いたら立派な佇まいの大山祇神社が。

ここから車道を20分歩き、ほぼ予定通りの時刻に大沼田集会所バス停に到着。

路線バスに乗車し東武足利市駅に。バスは現金のみ。現在片道210円。

書籍、山系SNSではこのバスを見つけることはできなかったが、足利市観光協会のホームページで

見つけることができた。このバスの利用により通常の大小山・大坊山コースの時間より一時間程

歩行時間の短縮ができて有難かった。

天気にも恵まれ、今年も楽しい山行で締めくくれた。

 

   

動画はスタートまで少し時間がかかります。

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2023.11.25 高尾山(599m 6号路)・小仏城山(670m)

 

最寄駅:(往)下車駅→高尾山口駅  (復)乗車駅→高尾駅

 コース:高尾山口駅→高尾山6号路登山口→琵琶滝→6号路→高尾山→大垂水峠分岐→もみじ平→一丁平→小仏城山→小仏峠→景信山登山口→小仏バス停→高尾駅北口

 

 11月もあとわずか。風もなく穏やかな天候。紅葉の最盛期とあって、高尾山口駅前は大勢の人でにぎわっている。

ケーブルカー駅周辺まで来ると混雑はなく、参加者19名で登山前の準備体操をしっかり行う。

今日は紅葉まつりが行われるらしく舞台が設えてあった。広場の周りは木々が赤や黄色に彩られ、山に入る前から気持ちが高まる。

 舗装路を進み、6号路登山道に入る。整備された歩きやすい山道。途中、琵琶滝に立ち寄る。

山伏が本格的な修行の前に心身を清めていたといわれている瀧行の場だが、

今では一般の人でも申し込めば体験が可能だそうだ。引き締まった清らかな空気を感じる。

6号路に戻り高尾山を目指す。この路は沢沿いなので、せせらぎの音も耳で楽むことができる。

沢登りのような箇所が人気だが、今日は水量が少ないようだった。

沢からの急斜面を上がると間もなく木の長い登り階段。辛いけど足底に木板の感触が心地よい。

やっと階段が終わると、見事な紅葉の広場がご褒美に迎えてくれた。

ここまで来たら高尾山山頂はもう少し。山頂は広いので大勢の人を受け入れてくれる。美しく彩られた木々に囲まれ平和な空間だ。

展望台からは雲で富士山は見えなかったが、手前に見える山々の紅葉が美しい。

 小仏城山への縦走路に進むため、大垂水峠分岐を経て奥高尾へ。もみじ平でお昼休憩。

歩行時は薄着でちょうど良くても、休憩時は寒くて重ね着。温かいものが食べたくなった。

昼食後は一丁平を経て小仏城山へ。茶店がにぎわっていた。

東側は澄みわたった青い秋の空で展望もよく、遠くはスカイツリーや都心のビル群、歩いてきた山が見えた。

あとは小仏バス停に向かって下山する。13時台とは言え、急に肌寒く感じる。下り道も歩きやすく、無事に高尾駅に向かうバスに乗車。

予定より早めの帰宅となった。朝、高尾山口駅が大賑わいであった割には、全体的に紅葉を愛でながら静かな山歩きを楽しむことができた。

                                         (U記)

 


 

2023.10.28 赤城山:黒檜山(1828m)・駒ケ岳(1685m)

 

最寄駅:貸切バス利用

コース:赤城神社→黒檜山→天空の広場→駒ヶ岳→鳥居峠→覚満淵→赤城山ビジターセンター

 

 北西の空に稲妻が走った。総勢19名で貸し切りバスに揺られながら、窓の外の土砂降りの雨に一抹の不安を覚える。

赤城山もまさかの雨⁉ しかし、バスを降りると雨上がりの曇り空と赤城神社が出迎えてくれた。

恒例の準備体操を皆で行った後、火口原湖である大沼を左に見ながら黒檜山登山口に。

ここからいきなり続く岩場の急登にひと汗もふた汗もかきながら、なんとか猫岩までたどり着いた。

この猫岩周辺は絶好の撮影スポットらしい。残念ながらガスがかかっており富士山を拝むことはできなかったが、

眼下の大沼、その周りを囲む外輪山が見渡せた。大沼がカルデラ湖であることを改めて認識できる眺めだった。

黒檜山頂上までは山道が細く、登山者渋滞が続いていた。上がってしまった息と脈を整えるにはちょうどよい。

黒檜山山頂もなかなかの混み具合であったが、そこから5分ほどの天空の広場で各々腰を下ろしてゆるりとランチを楽しんだ。

雲は多めだが、時折あたたかな陽が差す山並みと関東平野を一望できた。

 ランチ後は黒檜山山頂で記念撮影。そこから大ダルミまでダケカンバの林と笹原を一気に下る。登り返すと駒ケ岳山頂。

ここから右手に大沼を見下ろしながら穏やかに下る。さすがは日本百名山、上毛三山に数えられる名峰。

途中の笹原やススキの草原は実に美しかった。その向こうには外輪山のひとつ、長七郎山の合間に火口湖小沼が浮かんで見える。

約24000年もの時の流れを感じる何とも不思議な光景だった。

道も穏やかなせいか会話が弾む。「赤城の山も今宵限り」そんな台詞で有名な国定忠治の話や赤城おろしの話が飛び出した。

もうじき関東に吹きつける厄介な赤城おろしも、このあたり一体から届く冬の便りかと思えば、今年は温かい目で楽しむことができそうだ。

濡れた落ち葉を踏みしめながらの下山。鳥居峠を目前にした最後の分岐で2班が選んだのは篭山を巻くルートだった。

今までの良く整備された山道と打って変わって、ここだけは実にアドベンチャーであった。

巨大な岩と落ち葉だらけの道なき道と格闘すること約5分、抜け出た先の目の前には覚満淵と大沼が広がっていた。

ミニ尾瀬とはこれまさに!草紅葉(いや、時期遅しで枯れていた?)に囲まれた水面に越えてきた山並みが映える。

 さて、一足先に鳥居峠にたどり着いた2班は赤城山山頂駅記念館サントリービア・ハイランドホールに立ち寄り一服。

その間に1班は山行計画通りのルートで覚満淵北側の散策路を通過。雨にもほとんど濡れず、一足早い晩秋の景色を楽しみながら

全員が無事帰還したことが嬉しかった。

 雷鳴と共に始まった赤城山の山行は十三夜(+1日)の月に照らされながら、共に登った仲

間と企画してくださった方々への感謝の拍手と共に幕を閉じた。 (T記)

  


2023.9.16 大霧山(767m)

 

最寄駅:(往)下車駅→小川町駅 (復)乗車駅→小川町駅

コース:小川町駅→バス 橋場バス停→粥新田峠→大霧山→旧定峰峠→定峰峠→白石車庫バス停→小川町駅

 

 午前6時30分、新白岡駅に参加者8名が集合した時には今にも雨が降り出しそうな曇り空であったが、橋場バス停を降りる頃には爽やかな青空が広がっていた。雨の不安より、むしろ暑過ぎる不安を抱え、アスファルトの照り返しから始まった山行。日本武尊が粥を煮たと伝えられる粥新田峠が近づくにつれて、麓の方から吹き上げてくる風が涼しく、汗を冷やしてくれた。この峠は、かつて秩父から江戸へ向かう道のひとつとして使われ、川越へと抜ける交通の要所であったらしい。いにしえの時代、この峠をわらじで超えていった人々に思いを馳せた。

 粥新田峠を過ぎると、ところどころに急登が現れる。そしてたどり着いた山頂!広さはないが、他の登山者もほとんどおらず、なかば貸切状態!北側が開けており、遠くの山並みを思う存分楽しむことができた。

下山も雑木林の尾根道が続く。爽やかな風。穏やかな木漏れ日。道幅も程よい広さで心地よい。時折、樹々の合間からのぞく緑の山並みに感嘆の声が上がった。

 

 旧定峰峠から定峰峠までの間では、獅子岩に出会った。膝を折り、空を見上げるライオンを彷彿とさせる。この定峰峠、漫画「頭文字D(イニシャルD)」の聖地だと聞く。その証に、定峰峠の売店内には、この漫画本がずらりと並んでいた。定峰峠から白石車庫バス停までは、急な下り坂。シダの生えた湿った道をどんどん降りた。

 無事、小川町駅に到着。電車を待つ間、数名はローソンへ向かいビールを購入。その他数名も、朝から気になっていたロータリー沿いの三代目清水屋へ。豆乳ソフトクリームやおからドーナツに舌鼓を打った。冷たいもので喉も心も潤しながら、大霧山の山行を美味しく締めくくった。

(T記)


59-2023.8.26 棒ノ折山(棒ノ嶺)(969m)

 最寄駅:(往)下車駅→飯能駅  (復)乗車駅→東飯能駅

 コース:飯能駅→バス さわらびの湯バス停→白谷沢登山口→岩茸石→権次入峠→棒ノ折山→権次入峠→岩茸石→標高635m地点→さわらびの湯バス停→東飯能駅

 

  棒ノ折山(969m)は、奥多摩.奥武蔵山域のなかでも人気の高い山のひとつです

 休日には多くの登山者や、学校遠足などで登ってきた子どもたちの笑い声が聞こえ、とてもにぎやかです。

 山頂は明るく開けていて、展望は抜群です。

  また、棒ノ折山は漫画『ヤマノススメ』の舞台になっている事でも有名になりました。

 白谷沢を遡るコースは、滝の脇や岩壁が切り立つ沢を通り、夏の暑い時期には清涼感にあふれ、

 関東ふれあいの道の一般登山道ながら、沢登り気分を味わえる初心者にも人気の高いコースとなっています。

 


58-2023.8.6~7 特別山行 木曽駒ヶ岳(2,956m)、千畳敷カール

 最寄駅:駒ヶ岳千畳敷カ-ルきっぷ往復乗車券利用 新宿⇔駒ヶ岳BT⇔しらび平バス停⇔ロープウエイ 千畳敷駅

 コース:1日目:千畳敷駅→千畳敷カール→乗越浄土→中岳→木曽駒ヶ岳→駒ヶ岳頂上山荘(泊)

     2日目:駒ヶ岳頂上山荘→中岳→乗越浄土→千畳敷カール→千畳敷駅

  

 木曽駒ヶ岳は中央アルプス最高峰の山で、標高2956mの山頂からは360度の展望を満喫できる。千畳敷カールは氷河時代に形成された地形(半円状の窪地)で夏には約150種類もの可憐な高山植物が色とりどり咲き乱れる。しらび平からロープウエイに乗り千畳敷駅で降りると眼前は千畳敷カールとなる。

 新白岡駅5時52分発の電車に乗りバスタ新宿に向かう。バスタ新宿からは高速バス・路線バス・ロープウエイを乗りついで行く。府中近辺で事故渋滞があり約1時間遅れでロープウエイ乗場のしらび平バス停に到着。この時期は多くの人が押し寄せロープウエイ乗車には1~2時間待ちが起きるが、この日は混雑することもなくスムーズに乗車できた。(日曜日出発の効果?)

 ロープウエイで一気に標高2612mの千畳敷駅(ホテル千畳敷)に到着。テラスからは千畳敷カールの絶景が広がっていた。前方の山の左手には有名な宝剣岳がそびえ立っていた。テラスで遅い昼食をとりながら気圧の低い環境に身体を慣らし高山病対策をした。

 昼食を済ませたのち千畳敷カールの遊歩道を様々な高山植物を眺めながら八丁坂分岐へ歩を進めた。(数年に1度咲くといわれているコバイケイソウの群生を見られると期待していたが皆無(外れ年?)であった。)

 八丁坂分岐からは遊歩道を離れ登山道となり急な岩場を登り稜線を目指す。登山者は日曜日午後の遅い時間帯のためか思っていたよりは少なかった。稜線上の乗越浄土に到着。稜線に出ると周辺はガスがかかっており展望は叶わなかった。ガスの中に宝剣山荘と宝剣岳が薄っすらと見えた。宝剣山荘まで歩いてくるとすぐ近くに宝剣岳(2931m)が見えた。ここから見ると標高差はそれほどあるようにはみえないが、険しい岩場の山で鎖もあり初心者だけで登るのは転落の危険が伴う。登山経験者がいるが危険回避のためパス。横目に見ながら中岳へ進む。

 中岳は2日目も歩くので、巻き道を進んだ。巻き道のため歩行は容易であると思っていたがそうではなかった。3点確保(3点支持)が必要な岩場の難所があった。転落事故とならないように慎重にゆっくりと歩き、無事に岩場を通過した。その後、今夜の宿である駒ヶ岳頂上小屋に到着。

 頂上小屋のそばには木曽駒ヶ岳がそびえ立つが、ガスで見え隠れの状態であった。登るかどうか迷ったが、夕食まで時間があったので木曽駒ヶ岳に登ることにした。頂上には山頂を示す古い木柱が立っていた。近くには木曽駒ヶ嶽神社が鎮座していた。(後日知ったが山頂には木曽側に木曽駒ヶ嶽神社、伊那側に伊那駒ヶ嶽神社の2つの社殿が鎮座しているとのこと) 山頂からは360度の展望で御嶽山、穂高岳、槍ヶ岳、北岳、富士山などが望めるはずであったが、ガスにより頂上木曽小屋と木曽前岳が見える程度であった。駒ヶ岳の山腹には高山植物の女王といわれているコマクサが咲いているはずだが、ガスで見通しが悪く発見できなかった。

 駒ヶ岳頂上小屋宿泊の目的は、山々を染める夕焼け・満天の星空・明け方のご来光・雲海・大展望を心ゆくまで満喫することであったが、台風6号の影響もあり夜の雨とガスで叶わなかった。わずかに日が昇ったあとの朝焼け、はるかかなたの雲海がみられた。

 2日目は再度、駒ヶ岳を登る予定であったがガスのため断念。中岳を経由して乗越浄土へむかう。中岳もガスにより視界はよくない。中腹あたりで登山道からかなり離れたところに雷鳥親子を発見。思わぬ収穫であった。できればもっと近くで見たかった。

 宝剣山荘に到着。すぐ近くの宝剣岳はガスで全く見えなかった。乗越浄土を通過し伊那前岳に向かうが依然としてガスが抜けず、乗越浄土まで引き返し千畳敷カールに下りていく。八丁坂分岐からは昨日歩いた遊歩道とは別の剣ケ池コースを様々な花を眺めながらホテル千畳敷に到着。しばし休憩ののち千畳敷駅からロープウエイに乗り1泊2日の山行を終えた。

 山小屋泊で標高3000m近くの高山の登山そして高山植物、予期していなかった雷鳥をみられ、下界では決して味わうことのできない感動のひとときを過ごすことができた。   (大野記)

<千畳敷カールの高山植物の一部>


56-2023.7.22 黒山三滝、関八州見晴台(771.1m)、高山不動尊

 最寄駅:(往)下車駅→越生駅  (復)乗車駅→西吾野駅

 コース:越生駅→バス 黒山三滝バス停→黒山三滝→花立松ノ峠→関八州見晴台→高山不動尊→荻野平茶屋跡→高山不動尊登山口→西吾野駅

 

 黒山三滝は、日本観光百選瀑布の部で選ばれた景勝地です。

  マイナスイオンが気持ち良く、夏の清涼感を楽しめます 

 関八州見晴台は、晴れている日には富士山も見える絶景ポイントです。

  名前の由来は、武蔵、相模、安房、上総、下総、常陸、上野、下野の関八州が見えた事からきています。

 高山不動尊は、東京の高幡不動尊、千葉の成田不動尊とともに関東の三不動と言われる由緒ある寺です。

 

 


56-2023.6.24 日光白根山(2578m)

 最寄駅:貸切バス利用

 コース:山頂駅→七色平分岐→日光白根山山頂→弥陀が池分岐→七色平北分岐→七色平分岐→山頂駅→丸沼センターステーション

 

 今回は白岡山楽会にとって初めての難所、日光白根山である。午前6時40分出発。東北自動車道は渋滞することもなく

バスは順調に丸沼センターステーションに到着。

ロープウェイ山頂駅で準備運動を済ませ、二荒山神社鳥居をくぐって登山開始。

参加者が18名と多いため班を2班に分け各班にリーダーとサブリーダーを置く。

 森林限界の手前8合目くらいからダケカンバやミヤマハンノキの茂る急登が続く。

途中、多種多様な高山植物の出現に圧倒された。イワカガミ、ツガザクラ、ミツバオウレン・・

本家本元のシラネアオイの姿を見る事が出来なかったのは残念。

 昨日の雨で濡れた花々、新緑が際立って美しい。疲れた身体が癒される。やがて森林限界を超える。

ここから山頂までのザレ場と岩場の長区間歩行は老いの身に堪えた。必死の思いで山頂へ。

 山頂は天気よければ、北西に燧ヶ岳や至仏山、南西に赤城山、西に上州武尊山、北東に那須連山等

360°の大パノラマが展開されるはずだった。しかし、山頂は濃い霧に覆われ、下界すら見えない。

登頂が予定より遅れ、わずか15分の昼食タイム。しかも山頂標識の周りは危険な岩の塊。集合写真を

撮るに至らず、急ぎ下山。下山もザレ場の連続で足を滑らせる人もいた。

 途中ほんの少し雨に遇ったが、時々晴れ間も見え、暑くもなく寒くもなく登山にとってこの上ない天気だったと思う。

これといった事故もなく全員無事下山できたのもこの上ない喜び。

企画してくださった方、各班のリーダー、参加された会員のみなさん、ありがとうございました。

                                            ( I 記 )


55-2023.5.27 尾瀬ヶ原(1400m)

 最寄駅:貸切バス利用  

 コース:鳩待峠→山ノ鼻→牛首分岐→山ノ鼻→鳩待峠

 

 貸切バスを利用し総勢20名による尾瀬ヶ原散策である。尾瀬ヶ原は至仏山と燧ヶ岳の間にある日本有数の高原湿原で国立公園・国特別天然記念物・ラムサール条約湿地として指定されている。東西6㎞、南北2kmにおよぶ広大な湿原である。

 尾瀬ヶ原入口にはグリーンマットが敷いてある。これは外来種の侵入防止のためである。グリーンマットは数か所敷いてある。すぐに2本の木道歩きとなり右側通行となっている。木道は山ノ鼻まで続き、以前に来た時よりも歩きやすくなっていた。

 山ノ鼻までは下りが続くが左手に残雪の至仏山、途中ミズバショウ、ミネサクラ、ニリンソウ、シラネアオイなどを眺めながら歩く。山ノ鼻からは雄大な尾瀬ヶ原の散策である。両端にそびえる至仏山と燧ヶ岳、周囲の山の新緑、どこまでも続く2本の木道、いくつもの池塘、歌にも出てくるミズバショウなど最高のロケーションである。

 木道はミズバショウのシーズンということもあり、何百人という多くの登山者で賑わっていた。

尾瀬ヶ原の山側にクマを見たとの話しがあったので、折り返しのとき確認しようとしたが数発の銃声により山の中に入ったようである。

現地には時間の関係もあり牛首分岐から折り返しであったが尾瀬ヶ原の一端を歩くことができたので参加者にとってよき思い出になったのではないだろうか。

 鳩待峠ではバス出発時間まで余裕があったのでソフトクリームやビールで喉を潤すことができた。

(売店は建替えのため間もなく解体となるようである) (参加者20名)


54-2023.4.22 景信山(727m)・陣馬山(857m)

 最寄駅:(往)下車駅→高尾駅  (復)乗車駅→高尾駅  

 コース:高尾駅→バス 小仏バス停→景信山→小仏峠分岐→景信山→明王峠→陣馬山→新道登山口→陣馬高原下バス停 バス→高尾駅

 

 奥高尾といわれている景信山から陣馬山の縦走をしてきた。奥高尾へ公共交通機関で行くときは高尾駅からバスを利用することになる。バスは小仏峠行に乗車をする。バス利用の登山者は多いと覚悟していたが、バス停には多くの登山者が並んでいた。

 小仏バス停のトイレで用を足し登山開始となるが、予想通り順番待ちの状態となっており予定時間をオーバーしての登山開始となった。景信山への登山道は複数あるが、ヤブ沢を利用した。登山道入り口にはバリケードが置かれていたが、ヤマレコのアップの直近の情報では通行可能とあったので不安はなかった。蛇行しながらの上りであり意外と歩きやすかった。

 天気予報は曇りとなっていたため多くは期待していなかったが、景信山からの展望は靄がかかったようによくなかった。

 景信山から陣馬山までは巻き道を利用しながらの歩きで、木々の中の道のため展望はなしであった。

 陣馬山の近くまで歩いてきた辺りから晴れてきたが、富士山や男体山などは見ることはできなかった。

 陣馬山からの下りは、和田峠からの車道歩きを避け、山道を下りた。道は急勾配状態で木の根も多くあり、つまづき転倒しないように注意を払いながら歩いた。この下りは山らしい傾斜があり、参加者の中には初めての経験をできたのではないだろうか。(参加者19名)

※動画はなし


53-2023.4.1(2023.3.25雨天延期分)吾妻山(125m)・弘法山(234m)・権現山(243m)

 最寄駅:(往)下車駅→鶴巻温泉駅  (復)乗車駅→秦野駅  

 コース:鶴巻温泉駅→吾妻山→弘法山→権現山→浅間山→弘法山公園入口→秦野駅

 

 吾妻山・弘法山・権現山・浅間山の低山ミニ縦走であった。ここは低山ながら眺めの良い山で澄んでいれば富士山をはじめ相模湾・房総半島・大山や丹沢の山々が見渡せるところである。また、この時期は2000本以上のソメイヨシノが咲き誇り毎年さくらまつりが開かれている。

 桜と富士山の眺めを期待して昨年に行く予定であったが雨天で中止となり、今年も3月に行く予定であったが雨天中止。今回3回目にして快晴に恵ま

れ行くことができた。鶴巻温泉駅から山を目指した。登山口から弘法山までは樹林の中の尾根歩きで、山道脇に咲いているいろいろの花を見つけながらの山行であった。

 弘法山に着くと様相が変わり急に人が増え賑わっていた。大半は花見客と見受けられた。弘法山は山頂で弘法大師が修行したと伝わる山で、山頂には弘法大師の木像を祀った釈迦堂や母乳のような白い水が湧き出たといわれている乳の井戸、江戸時代から昭和30年頃まで使われていた鐘楼などがあった。

 弘法山から権現山までは整備された歩きやすい道で両側には桜並木が続いていた。桜は花が落ちずに咲いており、桜並木の中を桜を楽しみながら歩いてきた。

 権現山の平に開けた場所には桜祭りの期間にあわせた露店が出店していた。昼頃の時間帯ということもあり多くの花見客がシートを広げて食事をしていた。ここには、展望台が設けられている。展望台からは富士山や相模湾などが眺められるのであるが、残念ながら霞がかかっており眺めることはできなかった。

 権現山で食事を済ませ浅間山(ここからの展望も良いようである)を経由して秦野駅まで歩きミニ縦走を終えた。(完)



52-2023.2.25

  雨天中止 (高松山・松田山)


51-両崖山(251m)・天狗山(258m) 2023.1.28

 最寄駅:(往)下車駅→東武線足利市駅  (復)乗車駅→東武線足利市駅 

 コース:足利市駅→織姫神社→両崖山→天狗山→富士見岩見晴台→織姫神社前→足利市駅

 

 今年最初の山行は登山口に神社(織姫神社)がある低山ハイキングである。山は足利市にある織姫神社の裏側にある低山である。前日の天気予報では夕方から雪となっていたので、登山道がぬかるんでいないか心配であった。

 今年最初の山行ということもあり朱色の織姫神社で1年間の山行安全祈願などをしてからスタートした。織姫神社は7つのさまざまなご縁を結ぶ神社として有名である。織姫神社の祭神は二柱の神様で共同で織物を織って天照大御神に献上したといわれているとのことです。織物はたて糸とよこ糸が織りあっていることから、縁結びの神社となったようです。(7つご縁は写真をアップしておきました)

 神社右側奥から山道に入ったが道は幸いなことに雪や雨も降らなかったようで問題なかった。天気も快晴である。頂上での展望を期待して両崖山に向かった。山は石で覆われたような山で難しくはないが岩場もあった。(地層は山行日である1/28にNHKのブラタモリで取り上げられていた。地殻変動により海底が盛り上がり海底の放散虫化石の堆積物で組成されたようである)

 登山道の両側は崖のようになっていた。頂上に近づくにつれ焼けた木々が目についてくる。これは2年前の2月に登山者のタバコの不始末による火災の痕跡である。途中の岩場を登りきったところに展望台があった。ここからの展望は絶景である。両崖山は関東地方の端にあり、関東平野が一望できた。地平線のかなたに都心の高層ビルや東京スカイツリー、富士山などが望めた。木に温度計がぶら下げられていた。温度は6℃である。

 両崖山頂上はかっては足利城本丸があったところである。現在は神社があるが木造の三日月神社と天満宮神社は火災により焼失した。本社である御嶽神社は石造りののため無事であった。

 両崖山から天狗山を目指した。200mほど進んだ窪地に道標がある。2021.2.21に発生した山火事の出火場所はこのあたりで、原因は心無いハイカーのタバコの不始末のようである。炊飯器の釜を利用してクマよけの鐘が吊るしてあった。木には温度計が吊るしてあった。気温は3℃である。かぜも冷たい。風速は体感的には3~5mかと思われる。

 天狗山に到着。道中山火事で焼失した木々が目についたが、この周囲も山火事の痕跡が残っていた。天狗山と書かれた表示板に赤色の天狗の面が縛り付けられていた。山好きな市民の山を愛する気持ちの表れかと感じられた。山頂からは筑波山や浅間山などの山々を望むことができた。

 天狗山からは気付かないような山を上り下りしながらの下山である。途中に少し道をそれたところに富士見岩がある。名前の通り富士山が見える岩場があったが、残念ながら霞がかかっていたので富士山を望むことはできなかった。

 両崖山・天狗山は低山であるが展望には恵まれている山である。

 今回の山行は、快晴で天候に恵まれ、展望にも恵まれ良い日を過ごすことができた。気温3℃と冷たい風がなければ最高であったのだが・・・

(完)    今回は動画はありません。


50-諏訪岳(324m)・唐沢山(249m) 2022.12.17

 最寄駅:(往)下車駅→東武線多田駅  (復)乗車駅→東武線堀米駅 

 コース:多田駅→京路戸峠→諏訪岳→京路戸峠→唐沢山(唐沢山神社)→天狗岩→鏡岩→堀米駅

 

 今年最後の山行である。天気は残念ながら曇りであった。今回は佐野市にある低山歩きである。下車駅の東武佐野線多田駅は無人駅である。先ずは京路戸公園に向かって車道を歩いていったが、その先で車道が分岐している。道標がないが右手の車道を進むとじきに山道になる。山道手前に手作りの諏訪岳の道標を見つける。すぐに二股の分岐となるが道標はなく、分岐の木に「熊出没注意」の表示板がくくりつけてあった。雑木林の中を登って行くと京路戸峠に到着。ここから諏訪岳を往復する。低山ながら勾配がきつい。頂上は狭い。展望は一方だけで三方は樹間越しとなるが、曇りということもあり良いとは言えなかった。木に温度計がくくりつけてあった。温度は3℃であった。まさに冬だ。下りは登山道が枯葉で覆われており根っこや石が見えず且つ急勾配なのでつまずいて転倒する恐れもあるのでゆっくりと下りた。諏訪岳は低山であるが、山登りをした感覚であった。

 京路戸峠に戻り、唐沢山に向かう。途中には京路戸山(標高不明)、北見明岳(213m)、南見明岳(242m)、貝吹鳥屋(292m)、見晴休憩所(278m)、高鳥屋山(290m)といった山の頂きがある。北見明岳、南見明岳へは木の階段を登るので結構きつい。さらに下りは枯葉で地面が見えずまた急勾配の場所もありなかなかの山道である。上り下りを繰り返しながらキャンプ場を通過し唐沢山神社社務所に到着。脇の階段を上ると神社本殿がある。かつての唐沢山城本丸跡である。唐沢山は城が築かれていたので山の頂上はない。城は上杉謙信が攻めたが落とせなかったといわれている。現在は頂上一帯が国指定の史跡となっている。特に山城に築いた石垣は一見の価値がある。遺跡をいくつか眺めながら山を下り帰路に着いた。


49-2022.11.26

  雨天中止 (高尾山・小仏城山)


48-那須岳(茶臼岳1915m・朝日岳1898m) 2022.10.22

 交通手段:貸し切りバス:(往)新白岡駅東口→那須ロープウェイ山麓駅  (復)峰の茶屋県営駐車場→新白岡駅東口

 コース:山麓駅→ロープウェイ→頂上駅→茶臼岳→峰の茶屋跡→朝日岳→峰の茶屋跡→峰の茶屋駐車場

 

 山行はいつも電車、バスを利用していたが、今回の山は電車・新幹線・バスと乗換があり且つダイヤの時間制約があるため、初めて貸し切りバスを利用した。(参加者から好評の声。来年は電車では日帰りが厳しい山を数回計画しようとの影の声?) 

 当初の山行日は8月27日であったが雨天のため9月3日に延期。9月3日も雨天延期。3度目のこの日にやっと行くことができた。当グループは低山中心に歩いているので今回は今までにない一番高い山である。

 茶臼岳・朝日岳は、三本槍岳、南月山、黒尾谷岳を含めて那須火山群と呼ばれている山である。今回登ってきた二つの山は植生がなく1400m付近が森林限界となっている。当グループとして森林限界を越えた山は初めてであった。

 先ずは茶臼岳頂上を目指す。ロープウェイ山頂駅を降りると既に森林限界を超えておりむきだしの岩石が目に入った(硫化水素の噴出や風化作用が進まず、植生がなく、森林限界となっているとのこと)。浮石に注意しながら歩き頂上に到着。頂上からは那須の市街地、これから登る朝日岳など360度の展望を満喫した・・・でも、薄晴れ状態の為くっきりではなかった。。満喫後、峰の茶屋跡まで下山開始。ほどなく登山道の右手にくぼ地になっている火口が見られた。(お釜の標柱があった。今は噴煙はない。火口は直径200m、深さ30mとのこと。)

 かなりの時間、右手の火口を眺めながら、石に囲まれた山道を下っていくと分岐の標柱があった。分岐した別の道からも茶臼岳に登って行ける。ここで火口とはお別れである。峰の茶屋跡の近くまで下りていくと硫黄鉱山跡の木材の残骸があった。左手を振り返るとロープウェイ側からみた山体とは様相が 違った山体であった。山体の斜面は爆裂火口である。今でも噴煙を上げているが、この日は風が強く流されたのか見られなかった。茶臼岳は、今でも活火山なのである。いつになるのかわからないが噴火することもあり得る山なのである。

 峰の茶屋跡の小屋で昼食。この日はドアが解放されていたので中で昼食をとることができた。外で食べていた人もいた。

 昼食後、朝日岳を目指した。峰の茶屋跡の目の前には剣が峰がそびえているが、中腹に登山道がありトラバースして行く。斜面はかなりの急勾配であり登山道にある小石で滑り滑落しないように注意しながら歩く。トラバースが終わったが、さらに注意が必要な岩場がでてきた。クサリ場もあった。横に這わせて設置されているクサリ場もあった。横のクサリ場は、岩壁にありスリリングな経験をできた仲間もいた。当グループでは初めてのスリリングを味わうことができた山行である。往復するので二度スリリングな経験ができたのではないだろうか。

 朝日岳の肩に到着。ここにザックを置いて朝日岳を往復した(ガイドブックでは往復25分前後)。頂上からは三本槍岳や那須の市街地、先ほど登ってきた茶臼岳や日光方面の山々、遠くにはかすかに富士山も見られた。ここでも360度の展望を満喫できた。

 クサリ場、トラバースを通過し、峰の茶屋跡に戻ってきた。風があったので峰の茶屋跡付近で持参した風速計で風速を測ると4~5メートル、瞬間風速9メートルであった.。 

 峰の茶屋跡から茶臼岳の中腹の石だらけの道を下っていくと樹林の中に入り、ここで森林限界の意味を実感できた人が多かったのではないだろうか。樹林の中の山道を歩き鳥居の前で無事下山を感謝して駐車場に到着。登山靴の汚れをバス内に持ち込まない対策を取ったのち、バスに乗車して帰路に着いた。(完)





47-鐘撞堂山(330m) 2022.9.17

 最寄駅:(往)下車駅→寄居駅  (復)乗車駅→寄居駅 

 コース:寄居駅→大正池→鐘撞堂山→五百羅漢→少林寺→正龍寺→寄居駅 

 

 7月、8月の山行は雨天中止のため3か月ぶりの山行となる。数日前に大型台風14号が沖縄方面に近づいており、離れている関東地方にも雨雲が流れて影響を受けている。天気予報では15時前後には傘マークがでていたが、結果的には晴れの中の山行となりいい一日であった。

 駅から車道、林道を40~50分歩いて山道に入ってゆく。鐘撞堂山まで林の中を歩いてゆくので展望はない。途中にスカイツリーが見える標識があったが竹林により遮られて見ることはできなかった。

 鐘撞堂山の頂上には展望台が置かれていた。展望は南側から西側が開けて寄居市街や秩父の山々が見渡せた。鐘撞堂山の山名と関係がある鉢形城跡ははっきりとはわからなかった。頂上には数多くのベンチが置かれており休憩や昼食するには助かる。

 鐘撞堂山からの下りは結構な急こう配となっているが、階段状に整備されているので滑り落ちる心配はない。山腹を下っていくと谷筋の広い道となりやがて車道に出る。車道を横切り山道に入っていく。やがて山道の右側や左側に様々な表情をした羅漢像が続き少林寺の裏側にたどり着く。

 車道を進み正龍寺に寄り道をしてから寄居駅に戻った。

  


46-2022.8.27

  雨天中止 (茶臼岳・朝日岳)


45-2022.7.16

  雨天中止 (関八州見晴台)


44-鎌倉アルプス(建長寺・大平山159m・覚園寺コース) 2022.6.25 

 最寄駅:(往)下車駅→北鎌倉駅  (復)乗車駅→鎌倉駅 

 コース:北鎌倉駅→建長寺→半僧坊→大平山→覚園寺分岐→覚園寺→鎌倉宮→鶴岡八幡宮→鎌倉駅

 

 鎌倉アルプスは2回目となる。1回目は2019.5.25で六国見山から瑞泉寺まで歩いてきた。今回は建長寺から登り大平山まで行き、一旦戻り覚園寺分岐から覚園寺に下りた。

 アジサイの見ごろ時期のため下車駅の北鎌倉駅は多くの人が下車し、ホームから改札口に向かっている間に次の電車が到着するという混雑状態であった。大半の人はアジサイで有名な明月院に向かって行った。当グループは登山口となる建長寺に向かった。建長寺に入るには拝観料が必要となる。

 建長寺は日本最初の禅寺で山門、仏殿など国重要文化財や国宝があるが、山が目的のためゆっくりと見学することはできなかった。建長寺の塔頭の一つである回春院は訪れる観光客が少なくアジサイが咲いているとのことなので寄ってみたが個人的には期待するほどのものではなかった。

 建長寺から登ると富士見台、相模湾見晴台、勝上嶽展望台といった眺望できる場所がある。建長寺全景、鎌倉市街、相模湾は展望ができたが、富士山は霞がかかっていたため見ることができなかった。(視力の良い人にはうっすらと見えたようである。)

 鎌倉には数多く「やぐら」があるとのことであるが、このコース中にも「朱垂木のやぐら」、「百八のやぐら」があるとのことであったが場所が分からず通過してしまったが、下山途中に山道の約5m上に3穴のやぐらがあった。また、鎌倉は「切通し」が多いところであるが、このコースにも無名の両側が岩となっている切通しが見られた。

 コースは少し急な上りや下りがあるがなだらかな道で標高も低いので足慣らしには適当なハイキングコースといったところである。

 今回は、例年になく高温の中での山行であったが、快晴の天気で木々の中の歩行も多く心地よい風が吹いていたこともあり恵まれた山行であったかと思われる。 


43-高山(1668m) 2022.5.28 

 最寄駅:(往)下車駅→東武日光駅 バス竜頭の滝バス停  (復)乗車駅→赤沼バス停 東武日光駅 

 コース: 竜頭の滝→高山→千手ケ浜→(低公害車バス利用)→赤沼バス停

 

 高山は3回目の挑戦である。1回目は紅葉時期の2020年10月(日光駅からバス利用したが道路渋滞進まず中止。急遽鳴虫山に変更)。2回目はシロヤシオツツジ見ごろの2021年5月(雨天中止)と2回中止としている。

 高山は、中禅寺湖と戦場ヶ原の中間に丸くそびえる山である。この山はアカヤシオツツジ、シロヤシオツツジ、ミツバツツジ、しゃくなげなどの花が咲いていることで知られている。

 今回は快晴の下での山行である。前日は大雨・強風の状況であったので山道はぬかるんでいるので心して歩く必要があると覚悟していたが、乾いていたので一安心であった。

 竜頭の滝から滝上バス停まで滝を見ながらスタートした。昨日の大雨で水量が多いのかなと思われた。滝上バス停のある道路を横切り高山に向かう。登山口にはシカ侵入防止柵のゲートがあった。木々の中を歩いているので展望はほとんどないが、新緑が気持ちよく心が洗われるようである。高山頂上に着くまでに1ヶ所開けているところがあり、白い雲、青い空、緑に覆われた山、青い湖(中禅寺湖)が見渡せ最高の展望であった。

 高山の山頂の展望はよくなかった。高山山頂で昼食をとり、中禅寺湖に下山した。山行中は強風が吹いており肌寒さを感じるほどであった。山行の目的の一つに満開のツツジを観賞することであったが、前日の大雨・強風の影響か花はほとんど散っており残念であった。

 熊窪の中禅寺湖畔に下山したが、白い雲、青い空、緑に覆われた山、青い湖、白い砂浜のコントラストの素晴らしい風景に出会えた。この風景を目にした瞬間、どこの海岸なのかと勘違いするほどであった。

 熊窪から千手ケ浜へクリンソウを見るために向かった。クリンソウの見ごろは6月であるが個人宅の仙人庵に一か所遠目に開花している群落があったが、開花には早すぎた。

 千手ケ浜バス停から低公害車バスを利用して赤沼バス停に向かったが、途中小田代ヶ原バス停付近から「小田代ヶ原の貴婦人」と呼ばれている1本のシラカバをみることができた。 


42-琴平丘陵(406m)・羊山芝桜の丘 2022.4.23 

 最寄駅:(往)下車駅→秩父鉄道 浦山口駅  (復)乗車駅→秩父鉄道 御花畑駅 

 コース: 浦山口駅→橋立堂(鍾乳洞)→護国観音→岩井堂→長者屋敷→武甲山登山口→芝桜の丘→御花畑駅

 

 山行実施は新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置による自粛、雨天中止などにより5か月ぶりである。久しぶりの山行であるので、足慣らしとして琴平丘陵ハイキングコースを歩いてきた。

琴平丘陵へは影森駅を利用して岩井堂に向かう人が多いが、橋立堂脇にある鍾乳洞の見学をするために浦山口駅を利用した。電車から降りた人は私たちだけであった。駅前は狭く何もない無人駅で駅への道は坂道であった。

 橋立堂は2017年にNHKのブラタモリで放映された観音堂で後ろには見上げるような岩壁がそびえ立っている。

鍾乳洞は、観音堂の左側の建物で入場券を購入して入っていく。洞内は撮影禁止となっている。洞内は狭く入場券売り場にザックを置いて入場して正解であった。天井も低いので頭を強打しないように注意が必要であった。

 琴平丘陵へは大渕寺の本堂右から登っていく。橋立堂から大渕寺への道と大渕寺から岩井堂への道が道標がなくわからず、住民の方に教えてもらう。

 大渕寺の裏山から護国観音を経由して岩井堂へ向かう。岩井堂は清水寺の超ミニ版の舞台造りの観音堂で円融寺の奥之院となっている。

 岩井堂から長者屋敷、武甲山登山口の碑を経由して羊山公園芝桜の丘まで歩くが、石段や鉄板の階段がありで思っていた以上に起伏の多いコースであった。

 帰り際に芝桜で有名な羊山公園芝桜の丘に寄り芝桜を見てきた。芝桜の開花は八~九分咲きで見ごろとのことであったが、苗を植え替えたようで広がっていないため一面見事な芝桜とはなっていなかった。


41-2022.3.26 

  弘法山(235m)・権現山(243m) (雨天中止)


40-2022.2.26 

  新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置のため中止  


 39-2022.1.22  

  新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置のため中止 


  38-2021.12.18  

  代表者膝蓋骨骨折のため中止


㉝高尾山(599m)蛇滝コース→稲荷山コース 2021.11.27 

 最寄駅:(往)下車駅→高尾駅   (復)乗車駅→高尾山口駅 

 コース: 蛇滝口バス停→蛇滝水行道場→みやま橋→高尾山→もみじ台→稲荷山展望台→清滝→高尾山口駅

 

 この時期の高尾山はイロハモミジの紅葉が目を和ませてくれるため多くの人が訪れ、1号路は人の波となる。山行は混雑を避け一般の観光客が歩かない蛇滝コースを利用した。

 この日の高尾駅のバス停は、陣馬山方面、小仏峠方面に向かう登山者であふれかえり共に臨時のバスが出た。当グループは臨時バスに乗り蛇滝口バス停で下車したが、下車したのは我々だけであった。

 登山口はまちの広場の少し先であったが標柱が古く見落としやすかったが、事前に調べておいたので通り過ぎずに済んだ。道は舗装された車が通れるなだらかに道で水行道場入口まで続いていたが、車に出会うことはなかった。水行道場は立入禁止の木札が下がっており入ることはできなかった。

 道場の横を通ると登山道となる。枯葉の道を進み2号路から十一丁目茶屋に到着。脇の展望台から相模湾、江ノ島方面を望むことができた。さる園、たこ杉のある1号路を少し歩き浄心門付近から歩く人が多くない4号路に入る。4号路には高尾山唯一のみやま橋というつり橋がある。下の川は蛇滝に流れているとのこと。日影沢コース分岐を過ぎ20分ほど歩くと高尾山頂に着いた。山頂は紅葉時期ということもあり観光客を含め多くの人で賑わっていた。頂上標識前では記念撮影する人が順番待ちをしていた。見晴園地から富士山、大山、丹沢を展望したのちもみじ台に向かった。もみじ台からも富士山などを眺めることができた。紅葉は今年は早かったようで見頃を過ぎて色あせ始めているようであった。もみじ台でモミジの紅葉を見ながら昼食をとった。その後、5号路から稲荷山コースを利用して下山した。危険な箇所もなく観光客が歩かないコースのため登山気分を味わうことができた。(参加者15名)


㉜岩山(鹿沼市)(328m) 2021.10.23 

 最寄駅:(往)下車駅→新鹿沼駅   (復)乗車駅→新鹿沼駅 

 コース: 新鹿沼駅→(バス)鹿沼西中入口→日吉神社登山口→三番岩→二番岩→一番岩→日吉神社入口→まちの駅→新鹿沼駅

 

 岩山は鹿沼市街地近くにある標高328mの低山で栃木百名山に選ばれている。

名前の通り全山が岩に覆われた山で岩を歩く楽しみ、緊張感を味わえるところである。

 日吉神社前の舗装道路を左に歩いて行くとじきに右手に登山口入口の案内板がある。しばらく檜林の中を登っていくが、昨日の雨で登山道が湿っており転ばぬように注意して歩く。檜林を過ぎると岩場が始まる。岩場はステップが切られていたり、ハシゴ、ロープ、鎖が各所に設置されているが、ところどころで岩が滑り足の確保に苦労しながら慎重に通り抜けて行った。

 ロープ等が設置されていない岩場の登り下りは滑り落ちないよう3点確保でさらに慎重に通り抜けた。

 登山者が少なかったので一番岩で昼食をとった。展望は筑波山、男体山、古賀志山などの山々を見渡すことができた。

 快晴に恵まれた山行ではあったが、私たちのグループでは初めての岩場歩きのため、転落の恐怖感、緊張感、スリル感、爽快感など様々な感じ方を体験できた貴重な1日になったのではないかと思われます。(参加者9名)

 


㉛吾妻山(481m) 2021.9.25 

 最寄駅:(往)下車駅→桐生駅   (復)乗車駅→桐生駅 

 コース: 桐生駅→吾妻公園駐車場→登山口→吾妻山→登山口→吾妻公園駐車場→桐生駅 

 

 7月に雨天中止となった山の再チャレンジである。

吾妻山は群馬県桐生市を代表する山で、地元では散策で登る人が多く、露岩の急斜面があるが短時間で登れる低山ということであったので足慣らしの山として計画をした。しかしながら、実際に登ったところ思った以上に露岩が多く、また急斜面の所ももあり変化に富んだ山であった。

 思いがけずに四足歩行の急斜面の露岩の歩行練習をすることができた。

展望は、残念ながら曇り空のため桐生市街は望めたが、秩父連山や富士山を望むことはできなかった。

短時間の往復コースの低山であったが、露岩の急斜面でのスリルを味わうことができ山に行ってきた感があった。(参加者6名)


㉚山行場所未決定 2021.8月(コロナ感染拡大につき中止 第5波)


㉙吾妻山(481m) 2021.07.10(連日の雨、山行日雨模様の予報のため中止)


㉘太平山(341m)、晃石山(419m) 2021.6.26 

 最寄駅:(往)下車駅→栃木駅   (復)乗車駅→大平下駅 

 コース: 栃木駅→(バス)国学院前バス停→あじさい坂→太平山神社→太平山→ぐみの木峠→晃石山→ぐみの木峠→大中寺→大平下駅 

 

 昨年8月に晃石山に登ってきたが、今回の山行は太平山神社参道・大中寺参道のアジサイ観賞と太平山・晃石山の登頂であった。

 梅雨時のため山行には芳しくない日々が続いていたが、この日は朝から晴れ間がでており梅雨の晴れ間の山行であった。

 折しも太平山とちぎあじさいまつりが開催されており、六角堂前から隋神門に至る太平山神社表参道(あじさい坂)、約1000段の石段両側に咲いているあじさい(約2500株)を見るために多くの人で賑わっていた。当グループもアジサイを眺めながら太平山神社に向かった。

 太平山神社境内からは関東平野、遠くに筑波山が望めるがこの日は霞んでおり見えなかった。太平山神社近くの登山口から太平山を目指した。朱色の小さな神社(富士浅間神社)に到着。神社の後が太平山山頂であるが木々に囲まれており展望はゼロ。

 太平山から晃石山に向かうが直近で雨が降ったようでところどころ滑りやすい箇所があった。ぐみの木峠と晃石山の間に休憩所があったが、霞んでいたためかすかに筑波山が見えた程度であった、休憩所を過ぎると登山道を少しそれたところにパラグライダー出発点があったが、飛び立ったあとでスタンバイしている人はいなかった。

 晃石山に向かって歩いていくと二股の分岐点に着く。左側は晃石神社、右側は晃石山である。右側から晃石山を目指す。晃石山山頂に到着。山頂から3月にカタクリを見に行った三毳山が見えた。ここからは関東平野や日光連山が見られるようであるが霞がとれず見ることはできなかった。

 山頂からは引き返してぐみの木峠まで戻った。ぐみの木峠から大中寺までは下りであるが傾斜がきつい。滑らないように注意しながらの歩行であった。大中寺に到着。下山終了。大中寺の参道のアジサイを観賞する予定であったが、大半が開花は終わっており期待外れとなった。(参加者8名)


㉗2021.05.22  高山(1668m)・小田代ヶ原 (雨天中止)


㉖筑波山(女体山(877m)、男体山(871m) 2021.4.24 

 最寄駅:(往)下車駅→つくば駅   (復)乗車駅→つくば駅 

 コース: つくば駅→バス→つつじヶ丘バス停→女体山→御幸ヶ原→男体山→御幸ヶ原→ケーブルカー→筑波山神社入口バス停→バス→つくば駅 

 

 筑波山は関東平野にそびえ立つ山で女体山と男体山の二つの山で構成されており、古くから信仰の山として栄えている。また、ガマの油売りでも有名なところである。筑波山には梅、桜、カタクリ、ツツジ等1,000種以上の植物が見られる貴重な山である。

 今回は、ツツジ、ニリンソウなどの花を観賞しながらの山行である。登山コースは、おたつ石コース、迎場コース、白雲橋コース、御幸ヶ原コース、薬王院コースがある。また、つつじヶ丘からはロープウェー、筑波山神社からはケーブルカーで簡単に女体山、男体山に辿り着ける方法もある。当山行は、登山道両側にツツジが見られるおたつ石コースとした。登山道に入るとすぐに大きな「日本一ガマ大明神」と書かれた案内板が目に留まる。右手に大きな蛙の像があるがパスして登山開始である。登山道両側のツツジの開花は大半がこれからであり観賞するには早すぎたようである。

 最初の休憩ポイントは弁慶茶屋跡である。途中ではスミレ、ニリンソウ等が見られた。弁慶茶屋跡は小さな茶屋が建てらる程度の広さであるが、標示板がないので気付かないかと思われる。茶屋跡から女体山までの途中に弁慶七戻り、高天原、母の胎内くぐり、出船入船、北斗岩、大仏岩と名前が付けられた奇岩があり、名前の由来を想像して歩いた。奇岩を見ながら歩ているうちに女体山頂に到着。頂上には女体山本殿が鎮座している。霞んでいたため遠方は良くなかった。

 女体山から御幸ヶ原に向かう途中にかたくりの里があったが、カタクリの花は既に終わっていた。御幸ヶ原はコロナ禍ではあるがそこそこの人出があった。昼食後、男体山を往復した。男体山頂には男体山本殿が鎮座している。御幸ヶ原から御幸ヶ原コースで下山できるが、交通機関の所要時間が片道3時間弱を要するためケーブルカーを利用して下山した。(参加者6名) 


㉕三毳(みかも)山(229m) 2021.3.27 

 最寄駅:(往)下車駅→両毛線 佐野駅   (復)乗車駅→両毛線 岩舟駅 

 コース: 佐野駅→タクシー→みかも山北口 かたくりの里→青竜ケ岳(三毳山)→中岳→三毳神社→かたくりの園→みかも山東口→徒歩→岩船駅 

 

 みかも山は栃木市と佐野市にまたがる標高が229mという低山でみかも山公園として整備されている。青竜ケ岳の南に中岳(210m)があるが、三毳山という山はない。ガイドブックでは青竜ケ岳を三毳山として案内している。

 山は子どもが喜ぶフラワートレインが走ることができる園路とハイキングコースが張り巡らせてあり、管理センターにおいてあるマップと標示板を確認しながら歩かないと目的のコースをはずれかねない。

 山行は、コロナ感染防止のため緊急事態宣言の発出により自粛を強いられ12月の山行から2月の山行まで休止をしていたが解除により3月定例山行から再開することとした。

 今回は、久々の山行となるので、足慣らしのためカタクリ、ニリンソウ、アズマイチゲ等の花を観賞しながらのハイキングとした。

 スタートは北口のカタクリの里からカタクリの花を観賞後に青竜ケ岳を目指して登っていく。頂上からは遠く男体山、日光白根山がうっすらと望むことができた。中岳に向かうための下りは意外と急坂であり足元を注意しながらの歩行となるが時間的には短い。やがて東屋の前の車道にでるがこれを横断して行くと「三毳の関跡」の標示板が出てくる。名残は何もないので何かわからないので立ち止まらずに直進していく。犬石の表示板を二つ通り越すと山頂広場に出る。トイレ付の東屋があるので昼食を取る。

 昼食後、中岳に行ったが標示板が見当たらない。中岳を下っていくとハング・パラグライダー場に着くが、残念ながらライダーの姿はなく飛ぶ瞬間を見ることはできなかった。進んで行くと三毳神社に到着する。関東平野を望んだあと急な階段と坂を下りていくと車道に出る。車道をしばらく歩くと「カタクリの園」とかかれた標示板がある。本日の山行の目的の一つでもあるので観賞のため寄り道をする。カタクリ、ニリンソウの群落のところどころにアズマイチゲのはなが咲いていた。

 カタクリの園から下りてくると5分程度で東口駐車場に到着。帰りは岩船駅までバス利用のためバス停の場所を確認しに行く。バス停が確認できたが乗車予定時間のバスがない。山行計画を作成した時点では時刻表に掲載されていたが、3月20日に改正されなくなっていた。やむなく岩船駅まで歩くこととなった。(参加者11名)

 


㉔2021.02.27  かねつき堂山(330m) (コロナ感染拡大により中止)

㉓2021.01.23  唐沢山(249)・諏訪岳(324) (コロナ感染拡大により中止)

 

㉒2020.12.19  行道山(442)・両崖山 (コロナ感染拡大により中止) 

㉑2020.11.28  景信山(727)・小仏城山(670) (コロナ感染拡大により中止)


⑳岩櫃山(802m) 2020.11.15 

 最寄駅:(往)下車駅→吾妻線 郷原駅  (復)乗車駅→吾妻線 群馬原町駅 

 コース: 郷原駅→密岩神社→潜龍院跡→郷原城跡→岩櫃山→岩櫃城本丸跡→群馬原町駅 

 

 岩櫃山は草津温泉に向かう車中から右手に見えるひときわ目立つ高さ約200mの奇岩・巨石がそそり立つ岩壁の山で大河ドラマ「真田丸」のオープニングに登場していた。

 中腹には「真田丸」で登場した武田の三堅城のひとつ、戦国・真田氏の拠点だった山城「岩櫃城」跡がある。

 今回の山行は、紅葉とスリルのある岩櫃山と伝説の城跡をめぐる欲張りコースである。

 無人駅である郷原駅で下車し山行開始である。先ずは15分ほど歩いた古谷登山口を左にそれて「密岩神社」に寄り道をした。小さな神社の後ろにそびえ立つ岩櫃山は要塞のようで圧巻される。

 古谷登山口に戻り岩櫃山に向かうが、天狗の架け橋で有名な密岩通りコースはやめて歴史を感じるために十二様通りコースに向かった。(密岩通りコースは鎖場、岩穴、岩場がある険しい中級者向けコースであり危険回避のため避けた。)

 コースを歩いているうちに「潜龍院跡」に到着する。建物はなく石垣が残っているだけであるが跡地は広い。ここは岩櫃山の南側にあたり真田昌幸が武田勝頼を迎えるための御殿として3日間で造ったとのこと。しかしかなわず天目山で自刀したとのこと。

 ほどなく「郷原城跡」に着く。この城は岩櫃城の支城とのことであるが跡地は狭く何も残っていない。谷側は急斜面で容易には登って来られない立地となっている。

 ここからは斜面を上りながら岩櫃山に歩を進める。六合目を過ぎると「櫃の口」(天狗の蹴り上げ岩)、一本槍の岩など岩が続きはしご、鎖を使いながら歩く。九合目に到着。前方の岩が岩櫃山の頂上となっている。一旦下ってまた上り頂上に到着。岩にある頂上なので広くはないが、360度の展望である。遠くに冠雪した谷川岳、武尊山が見えた。そのほかに浅間山、妙義山、榛名富士などの山々を眺めることができた。頂上からは引き返しだが、慎重に垂直にちかい岩を鎖をつかって上り下り、鎖のない岩場は足場を確認しながら歩き六合目を通過し、尾根通りを使い「岩櫃城本丸跡」に向かう。

 岩櫃城本丸跡も石垣など城跡の遺構は何も残っていない。城があったことを偲ばせるものとしては堅堀が残っていた。城は徳川家康が不審に思ったことを知った真田信幸が壊したとのこと。石垣は山城のため山の傾斜自体が石垣の役割をしていたため必要がなかったのであろう。

 山行の目的のひとつである紅葉であるが、広葉樹はかなり散っていたがモミジ、楓の紅葉に出会うことができた。

 山行は、暖かく穏やかな晴天に恵まれまさに小春日和の一日であった。(参加者10名) 


⑲鳴虫山(1104m) 2020.10.24 

 最寄駅:(往)下車駅→東武日光駅  (復)乗車駅→東武日光駅 

 コース: 東武日光駅→鳴虫山→東武日光駅 

 

  急遽 鳴虫山に変更(渋滞により高山・小田代ヶ原断念)

 紅葉を楽しむため高山・小田代ヶ原を散策する予定でJR日光駅でバスに乗車した。バスは東武日光駅経由で国道119号線(日本ロマンチック街道)に入ったが、渋滞で進まない。折しもこの日は土曜日である。gotoトラベルを利用して自家用車で宿泊旅行に来られたのか車が多い。遠くに見える信号が青に変わってもノロノロである。このままでは目的地に到着するまでに数時間は要するのではないだろうか。 

 悩んだ挙句、鳴虫山に変更することになり次のバス停で降りた。幸いにもバス停が登山口にほど近い日光行政センター前であった。数人の鳴虫山登山経験者の記憶を頼りに少し戻って登山口をめざした。

 登山口に到着。登山開始。登りはじめるとすぐに登山道右手に神社の鳥居があるが通過する。スギやヒノキの植林帯の尾根道をひたすら登っていくうちに神ノ主山の到着。右手の日光市街の道路に渋滞中の車が見える。あの状態では中禅寺湖に着くのは何時になるやら。予定変更して正解であったと自己満足。

 アップダウンを繰り返しながら木の根が露出した展望がほとんどない雑木林の尾根道を進んでいく。紅葉の時期ではあるが赤く染まるモミジが数える程度であり紅葉に浸る感じではない。山頂にかけてはアカヤシオシロヤシオの木があるが、春ではないので咲き誇った花はみられない。

 鳴虫山山頂は木立に囲まれており360度の展望は望めない。木立の間から男体山などの山が見られた。下山はいきなりの急坂である。すぐに傾斜のある木組みの階段がある。注意が必要である。なおも急坂は続きところどころに付けられているロープも利用しながら下っていく。合峰、独標を登り切り、もうひとつの小ピークを越えると最後の急坂である。急坂を下りきると広い笹原の道となり日光発電所に到着する。ここは逆コースの登山口であり無事下山となる。

 すぐ先の道路をくぐり抜け、左に大谷川の清流、右に並び地蔵を見ながら進み、公園の中の遊歩道を通り抜け、含満大谷橋を渡り、総合会館に出るとバス停がある。道路が混んでおり日光駅行きのバスが到着しそうもないので歩くことにした。神橋をながめ、土産物店などが並ぶ道を歩き東武日光駅に到着。 

   (参加者9名)


⑱大小山(314m)大坊山(286) 2020.9.26  雨天中止


⑰晃石山(419m) 2020.8.22 

 最寄駅:(往)下車駅→大平下  (復)乗車駅→大平下 

 コース: 大平下駅→大中寺→ぐみの木峠→晃石神社→晃石山→桜峠→清水寺→大平下駅

  コロナ感染が拡大している上りの大宮方面を避け下り線で行ける晃石山を登ってきました。

 下車駅である大平下駅は、無人駅で自販機とトイレがあるだけでした。駅から一般道と林を通り30分程度歩いて登山口である大中寺に到着。

  大中寺の歴史は古く1489年に真言宗から曹洞宗に改宗されたとのこと。大中寺は大中寺七不思議(油坂、枕返しの間、不断の竈、馬首の井戸、開かずの

 雪隠、東山の一口拍子木、根無し藤)で有名であるとのこと。

  お寺の脇からが登山口となる。いきなりぐみの木峠まで急登である。木々の中を登っていくが夏の暑さが強く汗を流しながらの歩行である。

  ぐみの木峠のベンチの脇の木に温度計がくくりつけられていた。温度は30度をさしており暑さが身にしみる。

  尾根道をアップダウンを繰り返しながら晃石山に向かう途中にハングライダー離陸場があった。斜面がきつくそれほど広くない場所から離陸するので利

 用者に尋ねたところ資格がないと利用できないとのことであった。

  晃石神社を経由して1等三角点のある晃石山に到着。展望はあるが霞がかかっている状態であった。ここで昼食を済ませ桜峠に向かう。桜峠の直前に木製

 の手すりのある階段状の急坂を下りあずまやのある桜峠に到着。

  ここから縦走路を離れて山麓への道をくだり林道に到着し清水寺に向かう。清水寺から駅に向かう途中、ブドウ直売所でブドウを購入し山行が終了。

   (参加者5名)


⑰日光キスゲ平・丸山(1689m) 2020.7.18  雨天中止


⑯金勝山(264m)・官の倉山(344m)  2020.6.27

 最寄駅:(往)下車駅→東武竹沢駅  (復)乗車駅→東武小川町駅

 コース: 東武竹沢駅→金勝山→JR竹沢駅→三光神社→官の倉山→造り酒屋→東武小川町駅

  2月になり新型コロナウイルス感染が拡大傾向にあるため2月分山行から山行自粛していたが、6/19に県を跨る移動の自粛が解除されたことから4ケ月ぶりに山行を再開した。

  当日は、梅雨の晴れ間という言葉があてはまるような晴天であったが気温が高く夏のように熱い日であった。

  久しぶりの山行のため、足慣らしをかねて官の倉山を登ってくる計画であったが、天気がよいので急遽展望が優れていると言われる金勝山を追加した。

 金勝山頂上から街並みが見られたが榛名山、赤城山は霞がかかり望めなかった。一旦下山して一般道を歩き途中トイレで用を済ませ小一時間程度歩き、

 官の倉山への登山道に入る。気温が高いためかなりの汗をかきながら登っていく。

  官の倉山頂上で昼食。頂上からは近辺の山は望めたが遠方は霞んで見えなかった。10分程度歩くと石尊山に到着する。ここから急な下りとなり、クサリ

 があるが全員使うこともなく通過した。

  北向不動尊、長福寺を通過し、八幡神社に向かう。神社近くにある7世紀後半に築造された県内で最大級の方墳といわれている穴八幡古墳を見学する予定

 であったが、わからずに通り越してしまった。戻ると時間ロスとなるのでそのまま駅に向かう。

  途中で造り酒屋(晴雲酒造)に寄り、かき氷を注文(食べたい気持ちが優先して写真を撮り忘れました。残念。)。

 山から汗をかいて下りてきたところなので実に美味しかった。利き酒ができるので数人が試飲した。

 そのあとは急ぎ足で小川町駅に向かい予定の電車に乗車し、帰路に着いた。(参加者6名)  


⑮(2020.2.22)~⑱(2020.5.23)

 コロナ感染拡大により山行見合わせ


⑭陣馬山(857m)  2020.2.1 ※1月分の山行

 最寄駅:(往)下車駅→JR中央本線 藤野駅 (復)乗車駅→JR中央線 高尾駅

 藤野駅→(バス)和田バス停→陣馬山登山口→陣馬山→和田峠→陣馬高原下バス停(バス)→高尾駅 

  1月の定例山行であるが都合により山行日を2月1日に変更。当初の計画では陣馬高原下バス停から新道登山道→陣馬山(陣場山)→栃谷尾根→藤野駅までの

 徒歩ルートであったが、直前の情報で陣馬高原下バス停のトイレが使用できず仮設トイレが2基のみであることがわかった。陣馬山へは陣馬高原下バス停

 から向かう登山者が多くトイレ待ちで時間を取られてしまうため、急遽、バス停近くに男女別のトイレがある藤野駅からのコースに変更した。

  結果的に尾根歩きをしながら木々の間から富士山を眺めながら陣馬山を目指すことができて正解であった。

  陣馬山山頂では富士山を思う存分眺めながらの昼食をとることができ、天候も快晴に恵まれ最高の1日を過ごすことができた。(参加者8名)


2018年~2019年


①大平山(341m) 2018.12.15

 最寄駅:東武新大平下駅

 新大平下→客人神社→謙信平→太平山神社→山頂→謙信平→大中寺→新大平下駅

 

  山のグループ立ち上げを目的に足慣らしで簡単なコースを歩く。謙信平で今後の山行について話し合った。

 山頂は、大平浅間神社の後側にあるが、1本の木に表示板がくくりつけてあった。周囲を木でおおわれており景観はなかった。

 有志8人が謙信平で山の会を設立することを決定した。


②長瀞アルプス・宝登山(497m) 2019.1.26

最寄駅:下車 秩父鉄道野上駅 乗車 長瀞駅

野上駅→万福寺→永池分岐→毒キノコ看板前→宝登山→宝登山神社→長瀞駅

長瀞アルプスコースはなだらかな尾根歩き。毒キノコ看板から宝登山までは約200段の登り。宝登山頂の下は蠟梅園。両神山や武甲山が望める。

快晴に恵まれた。往復長瀞駅を利用する予定であったが、野上駅から長瀞アルプスを歩くことにした。長瀞アルプスはなだらかな尾根歩きであったが、毒キノコ看板から宝登山頂上までは約200段の階段登りで苦闘していた人も見受けられた。山頂下のロウバイ園の黄色い花をしたロウバイが満開であった。紅梅・白梅も咲きはじめていた。帰りがけの斜面で福寿草を発見。遠くに武甲山が望めた。(参加者10名)


三浦富士・武山・河津桜 2019.3.2 当初2019.2.23(雨予報のため中止) 

最寄駅:下車→京浜急行津久井浜駅、乗車→三浦海岸駅

津久井浜駅→三浦富士→砲台山→武山→県道→小松ケ池公園→三浦海岸駅    

3つの山のプチ縦走。三浦富士からは三浦海岸や大島が眺められる。小松ケ池公園から三浦海岸駅まで河津桜が見ごろ。

山頂から富士山や天城山が見られるようであるが、靄がかかっており見ることはできなかった。山頂の案内板は小さい鳥居の前においてあり見逃すところであった。下山後に河津桜をみるために三浦海岸まで足をのばした。河津桜の開花状況は満開で見頃であった。三浦海岸に向かう途中の畑で聖護院大根に似た数Kgもある大きな大根を収穫していた方に声をかけ○○円で売っていただいた。数名が購入し、ザックに入れて背負っていた。(参加者8名)


仙元山(299m) 2019.3.22

最寄駅:東武鉄道小川町駅

小川町駅→仙元山→青山城跡→仙元山→見晴らしの丘公園→西光寺、カタクリとニリンソウの里→道の駅→小川町駅

仙元山頂上北面から小川町市街、榛名山の展望。青山城跡は戦国時代の遺跡、見晴らしの丘公園展望台から浅間山、赤城山などの展望。西光寺~カタクリとニリンソウの里はカタクリが見頃。

山頂は樹林の中だが、開けている箇所から小川町市外が見渡せた。仙元山から戦国時代の遺跡である青山城跡まで足をのばしたが、案内板がないと城跡とは気が付かないところであった。見晴らしの丘公園展望台から浅間山や赤城山が望めた。下山後、西光寺からカタクリとニリンソウの里に寄り道をしたが、カタクリが見頃であった。ニリンソウもところどころ白い花を見ることができた。西光寺境内で少しばかりの水芭蕉を見つけた。(参加者8名)


大高取山(376m)・五大尊つつじ公園 2019.4.27

 前日から明け方まで雨。天候の回復が予報より遅れており、足元が滑る危険性があり山行中止となる。(参加予定9名)

 


⑥六国見山・鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)(大平山159m) 2019.5.25

最寄駅:下車駅→北鎌倉駅 乗車駅→鎌倉駅

北鎌倉駅→六国見山→勝上嶽展望台→大平山→天園→瑞泉寺→段葛→鎌倉駅

 古都鎌倉の丘陵のミニ縦走。六国とは伊豆、相模、武蔵、安房、上総、下総とのこと。大島、富士山、横浜、鎌倉市街、海からのびる鶴岡八幡宮の参道

 等が望める。

雲一つない快晴。まさにハイキング日和となるはずであったが、まるで夏が来たかのような気温で暑いハイキングであった。この日の鎌倉の気温は31度,猛暑日であった。

 六国見山は、登山口まで非常にわかりにくく、見つけた案内板も草むらにひっそり立っており、見逃すところであった。ここは案内板が少ないため、道に迷い何人かの住民の方に聞きながら登山口にたどり着いた。展望台からはかすかに富士山が見られた。頂上は展望がないところにブロックに書かれて置いてあった。標高表示がどういうわけかマージャン牌であった。

 六国見山からの鎌倉アルプス登り口も地図を片手では容易ではない。コースはほとんど木々の中で、この間ウグイスのさえずりで心が癒された。大平山頂からは逗子方面が見渡せた。直下の広場の木陰で昼食。天園はちょっとした広場であるが展望はなし。桜の時期は花見によいかも。天園下に茶屋があるが通過、そのまま下って瑞泉寺前に無事下山。(参加者11名)

 


 

⑦千年の契り杉・山抱きの大樫・南沢あじさい山・金毘羅山(468m) 2019.6.29

最寄駅:武蔵五日市駅

武蔵五日市駅→千年の契り杉→山抱きの大樫→南沢あじさい山→金毘羅山→琴平神社→武蔵五日市駅

 パワースポットと言われている樹齢300年ををこえる2本の巨木、10,000株のさまざまな紫陽花鑑賞、金比羅山を組み合わせたハイキングです。 

 

  関東地方は梅雨空が続いており山行判断が悩むところであるが、数日前から天気図をながめ雨はないと判断し決行した。

武蔵五日市駅からのスタートであるが雨を予想してか土曜日にもかかわらず人は少なかった。まずは千年の契り杉と山抱きの大樫を目指して車道をひたすら歩いていく。ところどころに鉛筆の形をしたZIZIと呼ばれる木彫り人形置いてあり、退屈な車道歩きの心を慰めてくれる。千年の契り杉と山抱きの大樫へ行く人は私たちのグループだけのようである。案内板をさがしながら歩く。

 車道から分かれ民家の玄関前を通り抜けると山道らしくなった。山道を登っていくと周りの杉に比べ巨大な太さの杉が現れる。千年の契り杉である。しばし眺めた後、山道を戻り山抱きの大樫に向かう。車道を戻り案内板のところから急な山道を登っていくと大きな岩に張り付くように大木が見えてくる。山抱きの大樫である。説明板には、幹回り6.5m、高さ20mなどが書かれている。周囲は雑木林と杉林である。1本だけ大木があるのは不思議な感覚である。

 あじさい山をめざして、再び急な山道を登って行く。尾根にでると金毘羅尾根方面とあじさい山と書かれた案内板がある。ここはあじさい山ではなかった。あじさい山へ行くために今度は急な下り坂である。山道を歩いていることを感じさせてくれる。
山を下りきったところで車道にでた。南沢あじさい山は向かい側であった。紫陽花は小さな沢の両側に沿って少しずつ上へ上へと植えながら増やしているようである。沢の両側を周回できるように道が作ってあり、見事な紫陽花を堪能できるようになっている。
 私たちは、最上部から山道を登り金毘羅山に向かった。やがて林道に出た。林道を少し歩いたところから左に入り金毘羅山、琴平神社を経由して武蔵五日市駅に着いた。
心配していた雨であったが、降られることもなく山行ができて幸運であった。(参加者6名)


⑧龍崖山と飯能河原でバーベキュー 2019.7.20 中止

暑い夏空の下で懇親会を兼ねてハイキングのあと飯能河原で手ぶらでバーベキューの予定であったが、週刊天気予報では山行当日の天気は降水確率50~60%、参加予定者にアンケートしたところ圧倒的多数で中止の意向、キャンセル期限の問題もあり7/14に中止決定。(参加予定14名)

※7/20→飯能市の天気は午前中曇り、昼から雨であった。中止で正解か。

 


⑨御岳山(みたけさん)(929m) 2019.8.24

最寄駅:御嶽駅

御嶽駅→バスとケーブルカー利用→御嶽山駅→御岳山→七代の滝→ロックガーデン→綾広の滝→富士峰園地(時間の関係でカット)→御嶽山駅→ケーブルカーとバス利用→御嶽駅

 二つの滝(七代の滝、綾広の滝)と苔むした岩とその間に流れる清流が素晴らしいロックガーデンを巡るハイキング。

 週初から雨模様の日が続き山行が危ぶまれたが前日までと違って晴れてくれた。しかしながら湘南新宿ラインの列車遅延により予定の「おくたま号」に乗ることが出来ず、最終的には楽しみにしていたレンゲショウマの群生地は断念した。

 御岳山には武蔵御嶽神社があるが頂上は社殿のある所とのこと(神社のホームページ)。したがって、三角点はない。

 神社で参拝を済ませ、七代の滝に向かうが段差の大きい急傾斜の下りが続き転倒しないように注意しながら下っていき七代の滝に到着。落差は小さく10mあるかなという感じであった。ここで滝を眺め小休止。次に向かうはロックガーデンであるが、今度は鉄はしごの急登が続く。途中、天狗岩の前を通り1.5kmにわたるロックガーデンに到着。苔むした岩をながめ、その間に流れる清流のせせらぎを聞きながらマイナスイオンが心を癒してくれる。上流に向かって歩くと滝が見えてくる。綾広の滝である。ここも落差は小さい。滝を横目に通り過ぎ比較的なだらかな道を歩きケーブルカーの御嶽山駅に到着した。

 今回は、天候に恵まれ、木々が強い日差しを遮ってくれ、滝が涼しさを感じさせ、ロックガーデンの景観が心を癒してくれ、楽しい有意義な山行であったのではないだろうか。(参加者9名)

 


⑩巾着田・日和田山(305m)・物見山(375m) 2019.9.28

最寄駅:下車駅→高麗駅、乗車駅→武蔵横手駅

高麗駅→巾着田→日和田山→駒高→物見山→小瀬名下降点→五常の滝→武蔵横手駅

 500万本と言われている巾着田の曼珠沙華の見学と日和田山・物見山の二つの里山ハイキング。

 埼玉県の東から西への移動である。下車駅は高麗駅である。高麗は古代朝鮮半島「高句麗」と深い関わりがあり、高麗人たちが移住し「高麗郡」がおかれたそうである。

 巾着田には500万本の曼珠沙華の群生地となっており満開時には高麗川沿いが真っ赤に染まる。例年なら満開時期であるが今年は開花が遅れ五分咲き程度であった。それでも十分に見ごたえはあった。

 日和田山は305mの山で高くはない。尾根に出ると登山道は女坂と男坂に分かれる。男坂は岩場の急坂で初心者にはスリルを味わえる。岩場を乗り越えると金刀比羅神社の台地の到着する。鳥居越しに巾着形の巾着田が望めるが、曼珠沙華は木々の囲まれており見ることはできない。頂上は東側に展望が開けている。

 物見山(375m)までは展望のない緩やかな坂が続く。頂上は山の名前とは異なり展望はない。

 駅に向かい林道を歩いている途中に五常の滝があるが見るためには入場料200円が必要である。有料のため通過。

 林道を歩いているうちに車道と電車の架線が見える。車道に出るとすぐ右に武蔵横手駅がある。駅の周辺は何もない。駅に自販機があるだけである。

 今回は、曼珠沙華の観賞がメインの初心者向けのハイキングであった。(参加者10名)

 


⑪半月山(1,753m) 2019.10.26

最寄駅:下車駅→東武日光駅、乗車駅→東武日光駅

東武日光駅→バス→中禅寺温泉バス停→歌ケ浜→車道→茶ノ木平遊歩道入り口バス停→半月山→狸窪→歌ケ浜→中禅寺温泉バス停→バス→東武日光駅

 紅葉の見ごろである半月山のハイキング。半月山展望台から男体山、中禅寺湖、八丁出島の紅葉の眺望に期待。

 

 中禅寺温泉バス停をほぼ予定通りにスタート。歌ケ浜までは車道の街路樹の紅葉、男体山、中禅寺湖を眺めながら歩く。昨日遅くまで降っていた台風21号による雨の影響なのか登山者は非常に少ない。順調に歌ケ浜から遊歩道に入りイタリア大使館別荘まで歩いていたが、その先の狸窪まで行けるのか不安になり歌ケ浜まで戻ってしまう。そこから車道を歩き始めたが、なかなか登山道入り口がでてこない。かなり歩いたところで疑問が起こり小休止してマップを確認したところコース間違いに気づく。別の登山口までは車道を進むしかない。すでに半分近く歩いており戻ると大きな時間ロスがでるので、そのまま車道を歩くことにした。

 

 やっと、茶ノ木平遊歩道入口バス停に到着。時刻表に「運休のお知らせ」(台風19号による道路の土砂崩れの影響)の貼り紙があった。(山行計画では、一つ先のバス停からバスで帰る予定であった。)

ここから登山道に入る。遠くに筑波山や街並み、紅葉を眺めながら狸山、半月山を越え展望台に到着。

展望台からは、日光白根山、湯滝、戦場ヶ原、竜頭の滝、男体山、中禅寺湖、紅葉のスポットである八丁出島、足尾銅山からの煙害で緑が取り戻せていない山などが見渡せた。

 

 展望台からは一気に岩がちの道を狸窪まで下るが、道標が見当たらないためどこが狸窪か不明。イタリア大使館別荘、歌ケ浜を通り中禅寺温泉バス停に到着。

 本日の歩行時間は、道間違えにより7時間を要した。(計画では4時間であるが、バス運休であったので90~100分がプラスされる)

 

 今回は、コースに疑問が生じたときはマップを確認するという当たり前のことをやらなかったという大失態であった。(参加者8名)

 


⑫高尾山(599m) 2019.11.23 雨天中止

高尾山の旧表参道となっていた歴史ある蛇滝コースから山頂を目指す予定であったが雨天のため中止となる。(参加予定12名)

 


⑬太平山(341m) 2019.12.21

 最寄駅:(往)下車→東武日光線 新大平下駅 (復)乗車→両毛線 大平下駅

 新大平下→客人神社→謙信平→太平山神社→山頂→ぐみの木峠→大中寺→大平下駅 

  太平山は昨年12月15日に有志8人で登り、謙信平で昼食時に 山のグループ立ち上げを決めた記念すべき場所である。今回は白岡山楽会発足1周年を

 記念しての山行である。

  コースタイムはのんびりと歩くために余裕のあるタイム設定をしたが、1年の間に会員の体力が相当ついたようで昼食予定場所である謙信平に30分以上早く到着した。時間調整のため茶店に入り暖をとりながら1時間の昼食タイムをとった。その後も会員の足取りが軽く昼食で時間調整をしたが予定より1時間も早く下山となった。

 天気予報では晴れの予報となっていたので眺望を期待していたが、曇りのため謙信平からの「陸の松島」もそのような風情ではなかった。別の場所からは筑波山がかすかに見られた程度であった。(参加者13名)

 

 下山後、地元の中華料理店で発足1周年を記念して懇親会を開いた。

 


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